2026.1.2
今日はお正月。毎年恒例の家族での集まり。
いつも通りお昼に集合し、豪華な食事、そしてお酒を飲んで過ごす。
ここのところ、剛問題が落ち着いている。
まさに美恵子のがんばり・踏ん張りがあるからだ。美恵子は一皮も二皮も剥けたように見えた。
剛に対しての扱いはとても優しく、常に気を使っていた。それは傍から見ると過剰にも感じられるほどだった。
そのおかげもあって、ここ最近は変なトラブルもなく、剛に会うのは久しぶりだった。いつも通りマリモは若干緊張感があったものの、どんな様子なのかなーと興味ありありだ。
「お父さん、明けましておめでとうございます」
「おお、おめでとうございます」
剛はニコニコと、少しふざけた感じのあいさつを返した。普段、ほとんど人と接していない剛は嬉しそうだった。
「お父さん、ビール飲む?」
「おお」
相変わらず気を使うなあ。やはりみんな、腫れ物に触れるような扱いをしている。
そう、地雷を踏まないように。踏んではならぬ。絶対に。
そんな心配をよそに、剛は穏やかに過ごしていた。それはただのよくいる優しいじいさんのように見えた。
孫のポン太は剛によくなついていて、普段からじいじにちょっかい出したり、出されたりのふざけ合いをしていた。
子供は何の偏見もないからいいなー。ありがたいなー。
そんなポン太にマリモはいつも感謝していた。
この日も食事が終わると、剛とポン太はふざけ合っていた。いつも通り。いつもと同じ感じ。キャッキャッと。
と思っていた・・・。
「おい! うるせーーーーんだよ!!!! バカヤロー!!!」
え???
キッチンでお茶をしていた美恵子、マリモ、タラモ、リリ子は、突然の怒鳴り声にビックリするとともに、
やばっ!
やっちゃった!
やっちゃったよね!?
地雷踏んじゃった!!
踏んじゃったよね!?
4人で顔を見合わせ、誰もが緊張で凍りついた。
4コマ漫画
思い出

