8 心配(後編)

剛は心臓にペースメーカーを入れている。

ペースメーカーとは、不整脈などの症状を改善するために、心臓の拍動を一定に保つように電気で刺激を与えるものだ。要は心臓を機械で動かしているような感じ。

しかも今年はメンテナンス(電池交換みたいなもの)も行なっているので簡単には止まらないはず。なんならパワーアップしてるかも?

よく美恵子が、お父さんは頭はボケても一生心臓止まらないからね・・・とほほ・・・とぼやいていた。おい、一生はないだろ。

そしてようやく検査の結果がでた。

剛は動脈硬化が進み、心筋梗塞を起こしかけていて緊急手術を行なった。あとちょっと遅かったらやばかっただろう。

術後の剛はいくつかのチューブを繋がれていた。何とも痛々しい状況。

ただ、剛は眠っていても我が強く、暴れてチューブを引っこ抜いた。なのでそのうちベッドに縛られたのだ。さすがです。頭が上がりません。

それでも数日してようやく無事に退院したのだった。

マリモとタラモはホッとして、とりあえず剛の顔を見に行こうとし美恵子に連絡をした。

え、ええーー! ウソッ! ヤバッ! これボケてるよね。絶対ボケてるよね。

ね、いいの? そんなんでいいの? 放置してていいのか! 着々とボケが進行していっている気がする。

双子あるある(息ぴったり

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