爆弾じじいジャーナル67〜72– category –
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72ザ・サラリーマン
「オレが会社行ってた時はよお、要領よくやってたもんだよ」 「へえー」 「社長の家に行ってな、いろいろ根回ししたもんだよ」 「社長と相撲も観に行ったなあ」 「えー、すごーい」 「会社なんてそんなもんだよ。そういうもの」 「やり手だねえー」 食事中... -
71メモ
「もしもしー?」 「おお」 「お弁当買ってきたよ」 マリモとタラモは最寄駅で落ち合い、タクシーで実家に向かった。 もう夏本番。この日の最高気温は予報だと36度。 ここ数日、わりとしのぎ易い日が続いたため余計に暑く感じる。 それに剛の相手をしなく... -
70ミッション
「もしもしー?」 「だからさー、リリ子が昨日から熱が下がらなくてねー」 マリモがかけなおした電話に対して、美恵子は想像よりは明るいいつもの感じ。そしていつも通り主語がない会話。まるでさっきまで話していたような感じもいつも通り。 それにマリモ... -
69虫の知らせ
2026.7.29 美恵子・マリモ・タラモLINE 時刻は朝の7時41分。 こんな早くに珍しい。それにこちらの様子をうかがうような感じ。え、どうしたんだろう。何かあったのかな? マリモは何とも言えない不安がよぎり、速攻返答した。 にも関わらず、なぜか既読に... -
68ギャン泣き
「こんにちわー」 リリ子は少し緊張しながら、実家の門をくぐった。 と同時にチャイが予想以上に早くグズり始めた。 「やーだ。やーだ。お家帰る」 いや、じいじがイヤというよりは。よそのお家がイヤなのかもしれない。 あーーーーまずいよ! まずい! ま... -
67半年ぶりの訪問
2026.7.8 早いもので、お正月からもう半年も経ってしまった。 そろそろじいじに孫の顔を見せてあげないとな。三女のリリ子は考えていた。 リリ子の家は剛の家からさほど距離はない。 車だと5分程度だ。会おうと思えばいつでも会える距離だ。 それでも半年...
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